庭木の剪定
木も人間と同じで、定期的にお手入れを行う必要があります。剪定という手入れを行うことにより、樹木の特性にあわせた切り方で風通しがよくなり、日光をたくさん浴びることで木もすこやかに成長します。開花促進や新枝への更新、不要枝を切り取ることで樹形を整えたりと、美しく健康的なお庭を保つに剪定はかかせない作業です。
剪定時期
樹木は適切な時期に切ることが大切です。例えば、花芽のついた枝を落とすと花は楽しめなくなるからです。庭木によくある樹木と切り方を紹介します。
- ツツジ、ツバキ
- 花芽が新梢の先端近くにできるため、花後にできるだけ早く切り戻し剪定を行う。
- ウメ、モモ
- 成長した枝ではなく、新梢の付け根に花芽ができるため、なるべく短い枝をたくさん生やすように剪定する。(桜切る○○、梅切らぬ○○)
- サルスベリ、バラ
- 充実した新梢の先端に花が咲くタイプで、冬の間に切り詰めて元気な枝を発生させる。
上記一例ですが、真庭園では、お客様のご要望を伺い、お庭の特性にあわせた剪定時期をご提案させていただきます。
剪定作業例
- 大阪府箕面市のお客様依頼。お庭が全部で三か所もあるお客様宅の剪定。
- 前面のカシの木は透かして、マキは刈り込み剪定。奥の庭のキンモクセイは強剪定で小さくしました。
全体的に大きくなりすぎている木は、できるだけ縮めるように剪定し、前面の道路側の樫の木は、透かして見た目にも美しく仕上げました。